【バーチャル試聴アリ!】新感覚ヘッドホン NTT nwm ONE 詳細レビュー

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今回はとってもユニークなコンセプトのNTTソノリティのnwm(ヌーム) ONEのという無線のオープンタイプのヘッドホンを紹介したいと思います。

ここ数年NTTからnwmというシリーズで耳スピ(耳元スピーカー)というキャッチコピーでリリースされているオーディオ機器の中で一番高級なヘッドホンタイプの物になります。

長時間装着しても蒸れずに快適なヘッドホンをお探しのソコのあなた!
youtubeで音質を仮想的に体験できるコンテンツも用意して紹介しているので、是非見て行ってください。 

  • 学生の頃から楽器やオーディオ機器を買い漁り
  • エンジニアとして日々様々な機械を作ったり使ったり

そんな僕の知識・経験からわかりやすくお伝えできればと思います。

製品概要

リード文の繰り替えしになりますが、nwm ONEはここここ数年NTTからnwmというシリーズで耳スピ(耳元スピーカー)というキャッチコピーでリリースされている非常にユニークなコンセプトのヘッドホンです。

nwm ONE オープンイヤー型 オーバーヘッド 耳スピーカー | nwm -ヌーム-

製品外観写真

シリーズ全体を通じて、オープンタイプで音漏れが少なく、まるでスピーカーを耳元に置いているような音体験を謳っています。

見た目もかなり奇抜です! 僕は屋外で装着する勇気はちょっとないかも、、、笑

バイノーラルマイクに装着した画像
バイノーラルマイクに装着した様子。がっつりオープンで耳が見える。

基本仕様

まず、基本的な仕様を以下の表にまとめます。

項目仕様
機器の種類ヘッドホン(オープンイヤー型)
接続方式Bluetooth 5.3、USBオーディオ(USB Type-C)
Bluetoothの規格5.3(Class 1)
対応しているBluetoothのプロファイルA2DP, HFP, AVRCP, TMAP, PBP
対応しているBluetoothのコーデックSBC / AAC / LC3 / CVSD / mSBC
Active Nose Cancelの有無無し
バッテリの持ち時間約20時間
通話機能有り(内蔵マイク搭載、「Magic Focus Voice」対応)
空間オーディオ機能有り(360 Reality Audio対応)
アプリを用いた音質の調整有り(専用アプリ「nwm Connect」にてイコライザー調整など可能)

併せて、特徴的な機能を補足をしていきます。

接続方式

USB-Cによる有線接続と、Bluetoothでの無線接続に対応しています。
Bluetoothは昔からあるClassicと、ここ数年の新しい規格のBLE Audioにも対応しています。

BLE AudioはClassic接続と比較して、電池の消費、遅延が少なく、音切れにも強いという特徴があります。

BLE Audioは接続相手側も対応している必要があるので、要注意です。

また、マルチポイントに対応しており、2台の機器と同時にペアリングしておく事が可能です!
例えばスマホとパソコンと二通りのユースケースがある場合、毎回接続相手を選びなおすという操作が不要で、音を再生されている方を自動的に判断して再生を行ってくれるという便利な仕様となっています!

さらに、“Auracast”という、BLE Audioの規格の中でも非常に新しいブロードキャストのプロファイルに対応しています!
ブロードキャストとは、一つのソースに対して、複数機器が同時にデータを受信する、という事が可能な規格です。
かなり新しい規格の為、対応している送信側機器はほぼ無いように思いますが、これから少しずつ対応機器が出てくると思われます。

興味がある方は、以下を参照してみてください。

Auracast |Bluetooth® テクノロジーウェブサイト

PSZ(パーソナライズドサウンドゾーン)技術

オープンイヤー型ヘッドホンで気になるのが音漏れの問題ですが、NTT nwm ONE は独自の「パーソナライズドサウンドゾーン(PSZ)テクノロジー」によって、この課題を克服しています 。

この技術は、音に逆位相の音をぶつけると音がキャンセルされるという原理を応用しており、ユーザーの耳にはしっかりと音を届けつつ、周囲への音漏れを低減するというものです。

これにより、公共の場でも周囲を気にすることなく、プライベートなリスニング体験が可能になります 。 

でもやっぱり見た目はきになるかも!笑

2Wayドライバ構成

多くのイヤホンやヘッドホンはフルレンジ(音をデバイスが一つ)という構成となっていますが、nwm ONEは低音用のウーファードライバと、高域用のツイーターの2つのデバイスを搭載する2way構成となっています。

本家2wayシステムの画像
本家の2way構成説明の図を拝借 : [引用]NTTソノリティ nwm ONE製品ページ

これによって、それぞれ得意な音色の再生を役割分担する事でフルレンジとは一味違う音質を実現できます。

特にツイーターによる高音の表現(シンバルの音など)は、フルレンジのデバイスしか使った事が無い人には新しい体験なのではと思います。

Magic Focus Voice

通話機能も充実しており、「Magic Focus Voice」と呼ばれる独自の技術が搭載されています 。

この技術は、複数Micを用いて特定方向の音を抽出するビームフォーミング技術と、定常的な雑音を抑制するスペクトルフィルター技術を掛け合わせたNTT独自の信号処理とのことです。
これによって、騒音がある環境でも、ユーザーの声だけをクリアに相手に届けることができます。

テレワークでオンラインミーティングを長時間しなければならない、という人にもピッタリですね。
長時間のイヤホン装着は耳が蒸れて不快ですが、nwm ONEはオープンなので、蒸れずに快適です!

360 Reality Audio

ソニーが開発した立体音響技術によって、臨場感豊かな空間オーディオが楽しめます。
アプリで耳の写真を撮影する事で、個人毎に最適な特性で空間オーディオを楽しめます。

ライブ音源を楽しみたい人には良いかも!?

音質

さて、ここからはお待ちかね?のバーチャル試聴含めた音質レビューです。

まずは以下youtubeのバーチャル試聴コンテンツをお楽しみください!

youtubeでは、

  • バイノーラルマイクを用いた仮想的な音楽視聴
  • 多くの人が持っているであろうAppleのEarpods(ihponeについてくるイヤホン)との比較
  • 周波数特性(音の特徴を示すデータの一つ)の測定の様子

を、サムネにも映っているバイノーラルマイクを用いてレコーディング、測定をして紹介しています。
僕も自分の環境で実際の製品とバイノーラルマイクを用いた聞き比べを行い、特徴をある程度表現できている事を確認しております。

実際の製品の音質とはどうしても異なってしまいますが、音の特徴を感じて頂く事はできるかと思いますので是非参考に聞いてみてください。

参考に、音質に対する私の印象は以下の通りです。

  • オープンタイプの弱点になりやすい低音がしっかりと出ており、ヘッドホン特有の圧を感じる低音を楽しめる。
  • 高域専用ツイーターのおかげで、フルレンジでは味わえないクリアでキレの良い高域
  • 解放型特有の広い音場
和太郎
和太郎

嫁大絶賛だったので、嫁の誕生日プレゼントにしました。

また、youtubeにも登場しますが、以下がバイノーラルマイクで測定したイヤホンの音の周波数特性です。

参考にAppleのEarPodsと比較表示しています。 

バイノーラルマイクで収録した周波数特性
バイノーラルマイクで測定した音の周波数特性

周波数特性は、低音や、高音など、音の音色の特徴をグラフにしたもので、横軸が周波数(音色の情報で、単位は[Hz]ヘルツ)、縦軸が音の強さを表しています。

横軸の周波数は、ピアノを想像してみてもらうと良いかもしれません。
ピアノの左側程低い音がでて、右側ほど高い音がでますよね?

それと同じイメージで横軸を見て頂き、鍵盤ごとに同じ強さで鍵盤を押した時の音の大きさが異なっている様子を想像してください。その音の強さが強いほど、縦軸の数字が大きい、という音のデータの表現方法で、音の特徴を表現しています。

周波数特性のグラフからは以下のような特徴を読み取る事ができると思います。

  • 50 [Hz]前後まで低域がしっかりと再生されている。
  • 低域と高域が中域より強めのややドンシャリ傾向
  • 4k[Hz]以降の高域でPeak/Dipが見られる
    → おそらくPSZテクノロジーの影響。逆位相の音との位相干渉が見えている?

和太郎
和太郎

ほとんどの人には気にならないと思うけど、位相特性に敏感という自覚がある人はお店等で試聴してから買った方が良いかも。
僕も嫁も気になりません!!

まとめ

NTT sonolityのnwm ONEは非常にユニークなコンセプトで、

長時間快適にヘッドホンを装着し、高音質で音楽を楽しみたい、オンラインミーティングをこなしたい
という方にオススできる商品だと思いました。

一方で、とにかく高音質な物を求めている人にとっては、同じ金額で別なデバイスを探すと、より目的にあったデバイスが見つかる可能性もありそうです。

この、唯一無二のコンセプトに惹かれた方は是非手に取ってみてください。

また、nwmブランドで、以下の様な製品ラインナップがあるので、そちらも是非チェックしてみてください。

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