Ankerから、とんでもないコストパフォーマンスを誇る完全ワイヤレスイヤホン「Soundcore P31i」が登場しました。
5,990円という価格ながら、強力なノイズキャンセリングやマルチポイント対応など、上位モデルに迫る機能を搭載しています。
この記事では、そんなSoundcore P31iを自腹で購入し、その実力を徹底的にレビューしていきます。
先に結論を言うと、うどん型ノイキャンイヤホンのエントリークラスでは断トツの性能をもつ神コスパデバイスだと思います!
- 学生の頃から楽器やオーディオ機器を買い漁り
- エンジニアとして日々様々な機械を作ったり使ったり
そんな僕が、測定データやバーチャル試聴も交えて、わかりやすく魅力をお伝えしていきたいと思います
比較対象として、「Apple AirPods Pro 3」や、Ankerの上位モデル「Soundcore Liberty 4 NC」とも比較していきます。忖度なくレビューしていきますので、ぜひ最後までお付き合いください。

2025/11/9時点で一番オススメかも! 超絶コスパ!! 今なら売り出しセールで20%offなので見逃さないように!!
Anker Soundcore P31i 製品概要
SoundcoreP31iは2025/11/4にAnkerから発売された最新のエントリーワイヤレスイヤホンです。
ノイキャンを搭載し、SoundcoreP2miniの後継と位置付けられているそうです。

値段的には後継的な価格ですが、ノイズキャンセリング機能が追加されたというのは非常に大きなupdateですね。
基本仕様
スペックはこんな感じです。
| 仕様項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | Anker |
| 製品名 | Soundcore P31i |
| 発売日 | 2025年11月4日 |
| 価格 | 5,990円(税込) |
| 接続方式 | Bluetooth 6.1 |
| 対応コーデック | SBC / AAC |
| ドライバー | 11mm ダイナミックドライバー |
| 再生時間 | ・イヤホン単体: 最大10時間 ・ケース込み: 最大50時間 |
| 防水防塵規格 | IP55 |
| 主な機能 | ・アクティブノイズキャンセリング ・外音取り込み機能 ・AIノイズリダクション(通話時) ・マルチポイント接続 ・Google Fast Pair |
まず5,990円と安い!!
因みに僕は売り出し時のセールで20%オフで5000円以下で買いました。安い!!
5,990円という価格でマルチポイント接続に対応しているのは嬉しいですね。
GoogleFastPair対応もウリにしている様です。
開封の儀と付属品
さっそく開封していきます。


付属品は一般的ですね。
デザインとサイズ感
サイズと外観も見ていきましょう。
ケース



ケースはでかい!! ちょっとポケットに入れて持ち歩きたい大きさではないです。
何かポーチやストラップを活かした持ち運びを考えるのが良い気がします。
上位モデルのLiberty4NCとは同じようなサイズ感です。


開き方は以下のタイプです。
Liberty4NCのようにボタンをおしたらぱかんと開くみたいな事はなく、自分で開けます。


皆さんケースでかいより、電池容量ある方がうれしいの??
個人的にはケースの電池持ちよりサイズを有線してほしい、、、
本体
本体もLiberty4NCとそっくりです。



参考にAirPodsPro2との比較です。
こちらもサイズ感はそっくりで、ややAirPodsPro2の方が小さいかなって位です。



装着感
装着感は非常に良好です。
形状がAirPods Pro 3によく似ており、耳へのおさまりの良さを感じます。
サイズ感が似ているLiberty 4 NCと比較すると、
Soundcore P31iの方が耳に差し込むノズル部分が細く設計されているためか、個人的にはP31iの方がより快適な装着感だと感じました。長時間の利用で差が出てきそうです。

以下、Liberty4NCとP31i、AirPodsPro3の耳に装着した様子の比較です。




見た目も装着感もAirPodsPro3くりそつ!!
接続性とアプリ
Google Fast Pair
Androidユーザーには嬉しい「Google Fast Pair」に対応しています。
ケースの蓋を開けるだけで、スマホの画面にポップアップが表示されて、タップするだけでペアリングが完了します。これはまあ便利です。
ただイヤホンの蓋あけるたびにOSから通知が来るのが、人によっては少しウザいと感じるかもしれません。

マルチポイント
PCとスマホ、タブレットとスマホなど、2台のデバイスに同時に接続できるマルチポイント機能にも対応。
2台接続している状態で、接続している機器から音を再生すれば、自動的に音がでているデバイスからの音を再生してくれます。
2台同時に音を出すと、後から再生したほうに再生が持っていかれるという仕様のようです。
ゲーム機や、パソコン、タブレットなど、複数のデバイスで使いたい人には一度体験すると手放せなくなる機能です!!
専用アプリ「Soundcore」
Anker製品おなじみの専用アプリ「Soundcore」にも対応しています。
このUI、どことなくiOSでAirPodsを使うときの設定画面にインスパイアされている…?と感じるのは僕だけでしょうか。

イコライザー設定やノイズキャンセリングモードの切り替え、自動EQ作成、聴力測定など機能が盛りだくさんです。
細かい機能については、また追って試していきたいと思います。

色々変な機能あって面白いよ
音質関連 #バーチャル試聴、データ付き!!
お待たせしました!
ここからは、Soundcore P31iの核となる音質関連の性能を深掘りしていきます。
以降のP31iのノイズキャンセリング機能はアプリで最高性能に設定しての結果となります。
ノイズキャンセリング性能
まず結論から言うと、ノイズキャンセリング性能は「この価格帯では最強では??」と感じます。
まずはSoundcoreP31i単体でのノイズキャンセリング機能のON/OFF比較です。
PinkNoiseでの比較結果は以下です。
黒がイヤホン無、赤がノイズキャンセリングOFF、青がノイズキャンセリングONになります。
ノイズキャンセリング機能をONにする事で低い周波数のノイズが一気に抑制できています。

驚いたのは、価格が倍近く違う上位モデル「Soundcore Liberty 4 NC」と比べても、ほとんど遜色ないレベルの静寂感を実現している点です。
以下性能の比較データになります。Sweep信号をどれだけノイキャンできるかというデータです。
黒がイヤホン無し状態、オレンジがLiberty4NC、青がSoundcoreP31iです。
グラフ上で黒に比較して下がっている分がノイズキャンセリングできている音の量となります。

データ的にはほぼ同等。「これ、アリなの?」と思ってしまいます。
もちろん、業界最高クラスのApple AirPods Pro 2/3と比べると一歩譲りますが、5,990円という価格を考えれば、文句のつけようがない性能です。

Liberty4NC売れなくなるのでは?
外音取り込み機能
外音取り込み機能も、悪くありません。
コンビニのレジでの会話など、イヤホンを外さずにコミュニケーションが取れるレベルは十分に確保されています。
AirPodsシリーズのような、まるでイヤホンをしていないかのような自然さには及びませんが、これも価格を考えれば非常に満足できるレベルです。
比べなければ不満は全くない、と言っていいと思います。
以下性能の比較データになります。音声信号をどのような音色で再生しているかというデータです。
黒がイヤホン無し状態、オレンジがLiberty4NC、青がSoundcoreP31iです。
グラフ上で黒と一致するほど、イヤホン無し状態の音質をより再現していると言えます。

以下、バーチャル試聴です。
音質
音質は、低音がしっかりと感じられる、迫力のあるサウンドです。
ズンズンと響くような量感のある低音が特徴で、EDMやロック、ヒップホップなどを聴くと非常に気持ちよく音楽に浸れます。
BOSEのイヤホンやヘッドホンのような、低音重視のサウンドが好きな人には特にオススメできる音質だと感じました。
以下性能の比較データになります。FlatなSweep信号を再生してどのような音のバランスかを見ています。オレンジがLiberty4NC、青がSoundcoreP31iです。

以下、音楽再生のLiberty4NCとの比較です。
SoundcoreP31iも十分低音がリッチですが、Liberty4NCの方がより低音感を感じ、クリア印象です。このあたりはEQでお好みに調整できるかと思います!
まとめ:Anker Soundcore P31i レビュー総括
今回はAnkerの最新TWS「Soundcore P31i」をレビューしました。
5,990円という価格からは信じられないほどのノイズキャンセリング性能と、迫力のあるサウンド、そして豊富な機能です。
先日紹介したFinalのZE300にはサイズで劣るものの、ノイズキャンセリング性能では圧勝だと思います。
まさに、超絶コスパなうどん型のノイキャンイヤホンにおける、新たなエントリーの定番モデルと言える、ちょーおすすめの製品です。
最後に、どんな人にオススメできるか、できないかをまとめました。
こんな人にオススメ!
こんな人には向かないかも、、、?
これ以上を求めるなら、2万円を超えるような各社のハイエンドモデルとなっていくるのではないでしょうか??
きになる方は是非手に取ってみてください。
今なら売り出しセールで20%off、5千円以下で買えてさらにお得です!!
それよりAirPodsProのようなハイエンド機を求めてる方は以下など参考にしてください。
それではまた。



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