今回はUSBケーブルや電源アダプタで同じみのUGREENから発売された、オープンイヤー型のワイヤレスイヤホン、UGREEN FitBuds HiTune S7 (WS213) をレビューしていきます。
この商品、以下の様な方にはぴったりの製品となっています!
- 低価格で耳掛けタイプのオープンイヤーイヤホンを試してみたい人
- ながら聞き用途で、気軽に使えるイヤホンを探している人
- マルチポイント接続が欲しい人
最近流行りのオープンイヤー型イヤホンの中でも、約5,990円という低価格(そしてちょくちょくAmazonセールで3000円台!)ながらマルチポイント接続、IPX5など、便利な機能を備えたコスパの良いモデルとなっています。
- 学生の頃から楽器やオーディオ機器を買い漁り
- エンジニアとして日々様々な機械を作ったり使ったり
そんな僕が、実際に使ってみた感想を詳しくお伝えしていきたいと思います。

耳掛け一つは持ってて損なし!!
UGREEN FitBuds2 HiTune S7 製品概要
UGREEN FitBuds2 HiTune S7(型番: WS213)はUGREENから発売されたオープンイヤー型(耳掛けタイプ)のワイヤレスイヤホンです。 耳を塞がないオープン構造で、周囲の音を聞きながら音楽や通話ができる「ながら聞き」に最適なフォームファクタとなっています。
UGREENはUSBケーブルや電源アダプタで有名と思いますが、実は最近かなり格安なイヤホンやヘッドホンを発売しています。 結構最近という事もあってか、UGREENの日本の公式サイトを見ても製品カテゴリにまだイヤホンは無い為、仕様などの確認はAmazonでするのが手っ取り早いです。
筆者は公式の中国サイトを拝見しました。

今回買ったのは↓
UGREENのオープンイヤー系製品としては、イヤカフタイプのClipBuds Proもラインナップされていますが、本製品は耳掛け(イヤーフック)タイプとなっており、どちらもオープンタイプで違った快適さがあります。
値段的には5,999円と、オープンイヤー型の中でもかなりお手頃な価格帯。 同価格帯にはAnker Soundcore V20iなどがありますが、UGREEN FitBuds2はセール時には4000円を下回る為、コスパに優れます。セールのタイミングを見計らいましょう!

見た目はUGREENの方がすきだな~
基本仕様
スペックはこんな感じです。
| 項目 | UGREEN FitBuds2 HiTune S7 |
|---|---|
| 発売日 | 2025年 |
| 価格 | 約5,999円前後 |
| 接続方式 | Bluetooth 6.0 |
| 対応コーデック | SBC, AAC |
| ドライバー | 11mm × 18mm チタニウム製ダイナミックドライバー(バイオダイアフラム) |
| 再生時間 | イヤホン単体: 最大8時間 / ケース込み: 最大28時間 |
| 重量 | イヤホン本体 : 約8.7g(片耳) |
| 防水性能 | IPX5 (イヤホン本体のみ) |
| 充電端子 | USB Type-C |
| マルチポイント | 有り (2台同時接続) |
| その他機能 | 空間オーディオ、ゲームモード(60ms低遅延)、専用アプリ対応 |
この価格帯でマルチポイント接続、IPX5に対応しているのは大きなポイントです。
IPX5の防水性は周囲の音が聞こえるオープンイヤーのフォームファクタと相まって、運動をする方等に良いですね。汗やちょっとした雨には耐えられる防水グレードです。
それでは細かく実物を見ていきます。
開封の儀と付属品
さっそく開封していきます。


とってもシンプル梱包。UGREENのイヤホンは全部こんな感じ。
安くしてくれるんならこれで全然良い。

付属品:
- イヤホン本体(L/R)
- 充電ケース
- USB Type-Cケーブル
- 取扱説明書
デザインとサイズ感
サイズと外観も見ていきましょう。
ケース
いつも通りAirPodsPro3とケースのサイズを比較します。


ケースはオープンタイプな事もあってでかいです。ポケットにさすがに入れようとは思いません。 表面はマットな質感風ですが、意外とテカテカしがち。でもつるつるより断然好みです。高級感があります。

充電端子はUSB Type-Cで背面です。

開けると特に省スペース化は考慮されていないレイアウトで収納されています。
ペアリングボタンは目立たないですが、真ん中の下側にある〇です。
本体
耳掛けタイプの一般的なオープンイヤー型デザインです。 イヤーフックは形状記憶チタンワイヤーを採用しており、様々な耳のサイズにフィットするよう設計されています。(公式談)



医療グレードのシリコン素材を使用しており、肌に優しいらしいです。
特にお肌がが弱いとかではないので正直違いはわかりません。

安いけど全体的に高級感がある!
装着感
オープンタイプに求められる重要ポイント、装着感についてです。
結論から言うと、装着感は快適です。
ただし、人によっては長時間つけていると耳の裏(イヤーフックが当たる部分)がやや疲れるかもしれません。眼鏡をするのとはちょっと違った、耳に何かかけている感は正直あります。

1日中着けていると「たまに外したくなる」瞬間はありますが、普通のカナル型イヤホンよりははるかに快適です。耳の穴を塞がないので、圧迫感や蒸れが無いのはやはりやみつき。
耳掛けなので、耳の形状やサイズ等に大きく影響を受ける事も無いかと思います。

軽く走ったりするくらいでは全然落ちる気しないので運動もおっけー!
接続性とアプリ
マルチポイント
PCとスマホ、タブレットとスマホなど、2台のデバイスに同時に接続できるマルチポイント機能に対応。
この価格帯でマルチポイントに対応しているのは本当にありがたい!

実際に使ってみると、PCで作業しながらスマホの着信に出るみたいな使い方がシームレスにできて非常に便利です。一度体験すると手放せなくなる機能ですね。

僕はマルチポイント対応しているか必ずチェックします。
専用アプリ「UGREEN Home」
UGREENのワイヤレスイヤホンの専用アプリ「UGREEN Home」なるアプリが用意されています。

アプリでは以下の機能が利用できます:
- 8種類のプリセットEQ + カスタムEQ
- タッチ操作のカスタマイズ
- ゲームモード(低遅延モード)の切り替え
- 空間オーディオの設定
- イヤホンを探す機能
- マルチポイントのON/OFF

とっても一般的なアプリって感じ。
EQはカスタムが無いのが残念といえば残念。
音質関連
音質
音質は良くも悪くも価格相応、というのが正直な感想です。
11mm × 18mmの大型チタニウム製ドライバーを搭載しており、オープンイヤーとしては低音もそこそこ出ている方だと思います。特に不満は無いですが、感動するほどでもない、という印象。
BGMやYouTube、Podcast、ながら聞きには十分な音質です。
オープンイヤー型は構造上、密閉型のようなリッチな低音や繊細な高音を求めるのは難しいですが、本製品はこの価格帯のオープンイヤーとしては十分合格点と言えるでしょう。

xxx
空間オーディオ機能も搭載されていますが、正直そこまで効果を感じませんでした。これはオープンイヤーの構造的な限界かもしれません。

良い音質で音楽に没頭したいとかじゃなきゃ全然おっけー!
youtubeをだらだら見るのに最適◎
マイク音質
4マイク + AIノイズキャンセリングを搭載しておりとかなんとか言ってますが、簡単に試した印象として通話品質は普通レベルです。
キーボードカチカチしているノイズとかは普通に拾います。
長時間持つバッテリーと装着感があるので、テレワーク用のヘッドセットとして使うのもとても良いと思います。

僕もテレワークで使ったりしてます!
まとめ:UGREEN FitBuds2 HiTune S7 レビュー総括
今回はUGREENのオープンイヤー型イヤホン「FitBuds2 HiTune S7」をレビューしました。
5,990円という価格で、(そしてセール時は3000円台!)
- マルチポイント接続(2台同時)
- IPX5防水
と、必要な機能をしっかり押さえ、耳掛けオープン入門機として非常にコスパの良いモデルと感じました。
音質面では音楽を高音質で楽しみたい、という用途には向きませんが、動画視聴、ゲームには十分。
装着感も快適で、普通のカナル型イヤホンよりはるかに楽に使えます。
Micの音質も必要十分です。
最後に、どんな人にオススメできるか、できないかをまとめます。
こんな人にオススメ!
こんな人には向かないかも、、、?

オープンタイプを安く試してみたいという人はこれ買っておけば間違いない!!
気になる方は是非手に取ってみてください。
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参考サイト
UGREEN公式(中国)



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