ゲーマーにとってBluetooth等のワイヤレスイヤホンの遅延って非常に気になりますよね!?
音ゲーにFPSと、遅延しない事が重要なゲームは多々あります。
今回は2026年現在のワイヤレスイヤホンやヘッドホンで頻繁に使われるBluetoothを代表とする通信機能の遅延量を色々と測定してみました!
本Blogで非常に人気のある以下のイヤホンの遅延検証の最新版です!!
少しでも遅延の少ないオーディオ機器を求めている方、是非参考にしていってください。
- 学生の頃から楽器やオーディオ機器を買い漁り
- エンジニアとして日々様々な機械を作ったり使ったり
そんな僕が、エンジニアとしての知見を駆使して検証した結果をお届けいたします。

ようやく出せた最新版!!
検証方法について
遅延測定の原理
まずは検証方法についてです。
Bluetoothの遅延の検証方法について詳細を知りたい方は以下の投稿で解説していますので是非参考にしてください。
測定環境
前回はフリーのDAWを使ったのですが色々手作業が面倒なので、今回は遅延測定のブラウザツールを自作しました。
使い方は以下投稿に記載していますので、試してみたい方は併せて参考にしてください。
そんなに難しくないので、オーディオ機器に慣れてる方は説明を見なくとも使えると思います。

測定結果の登録機能もあるので測定結果を登録してみんなで共有しよう!
検証条件
なるべく無線通信の方式のバリエーションのカバレッジを増やすよう以下項目を盛り込みました。
- 有線 # 検証環境のベースラインとして
- BT(SBC) #Bluetooth Classicでデフォルトのコーデック
- BT(ゲームモード) #最近はメーカ独自の低遅延モードを搭載している事が多い
- BT(AptX Adaptive HQ) #Qualcomの高音質コーデック
- BT(AptX Adaptive LL) #昔でいうAptX-LL相当のもの。AptXの低遅延版。
- 独自無線 # 特にゲーミングヘッドセット等で専用USBドングルとセットで使う用
使用機材
収音系
全て以下のUSBオーディオインターフェースに接続したMicで録音しています。
Zoom H1 XLR
再生系
以下使ったイヤホン達です。
UGREEN ClipBuds Pro
SOUNDPEATS Air5 Pro
final VR3000 wireless for Gaming
final E500
また、AptX Adaptiveの為に以下BTトランスミッターを用意しました。
Creative BT-W5

以前の検証で使っていたAptX-LLが使えるBT-W3は無くしてしまった、、無念、、、
結果
結果は以下の通りでした。
| # | 測定環境 | 送信側 | 受け側 | 通信方式 | 遅延 [ms] |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | Win11 PC | PCの3.5mm | final E500 | 再生:有線 録音:有線 | 18 |
| 2 | Win11 PC | PCのBT | SOUNDPEATS Air5 pro | 再生:BT(SBC) 録音:有線 | 234 |
| 3 | Win11 PC | PCのBT | SOUNDPEATS Air5 pro | 再生:BT(ゲームモード) 録音:有線 | 38 |
| 4 | Win11 PC | Creative BTW-5 | SOUNDPEATS Air5 pro | 再生:BT(AptX AdaptiveHQ) 録音:有線 | 391 |
| 5 | Win11 PC | Creative BTW-5 | SOUNDPEATS Air5 pro | 再生:BT(AptX AdaptiveLL) 録音:有線 | 115 |
| 6 | Win11 PC | final USBドングル | final VR3000 wireless for Gaming | 再生:独自無線 録音:有線 | 25 |
| 7 | Win11 PC | PCのBT | UGREEN ClipBuds Pro | 再生:BT(SBC) 録音:有線 | 254 |
| 8 | Win11 PC | PCのBT | UGREEN ClipBuds Pro | 再生:BT(ゲームモード) 録音:有線 | 181 |
考察1:独自無線はやはり最強
今回ワイヤレスで最速だったのがfinalのVR3000 wireless for Gamingでした。
こいつは無線接続に専用のUSBドングルを必要とするタイプで、特にゲーム特化のイヤホンやヘッドセットにあるタイプですが、特化させているだけあって遅延量25msとほぼ有線相当の遅延量です。
ワイヤレスで低遅延を第一に考える人にはやはりこのタイプがオススメです。
最近finalから後継機種のVR3000 wireless for Gaming+ が発売されましたが、残念ながらAmazonでは買えないようです。
別なメーカーの物だと以下など有名な気がします。
INZONE Buds WF-G700N
考察2 : メーカーによってはゲームモードも悪くない
以下のSOUNDPEATS Air5 Proのゲームモードが遅延38msととても健闘しています。
正直想定外でした。
SOUNDPEATS Air5 Pro
別なメーカーだと普通に100ms超えているので、結構ゲームモードもピンキリな様です。
特別なドングルを使いたくない人にはSOUNDPEATSのゲームモード搭載イヤホンがオススメです。
音やノイズキャンセリング性能も良く安いので非常にコスパが良く、色んな意味でオススメできます。
考察3 : AptX Adaptive LLは期待外れ?
AptX-LLはとても良かったのですが、Adaptiveになって遅延の面では劣化し、115msとなりました。
これならゲームモード対応のBluetoothで良いです。
公称値では50~80msと言われていますが、僕の環境だとやや悪い値がでました。
別な対応機種など入手した際には再度検証してみようと思います。
- 高音質と低遅延をどちらも楽しみたい
- ドングルをSwitchやPSに刺して気軽に接続機器を切り替えたい
そのような方は以下USBドングルでAptX Adaptiveに対応している物を試してみても良いかもしれません。
低遅延を第一の目的とするなら別な製品をオススメします。
Creative BT-W5
その他
遅延測定ツールのページにはほかにも測定したデータが登録してあるので、是非覗いてみてください。
既に測定ツールを試して、データを登録してくれている方もいます。
但し、みるからに測定に失敗していそうなデータもあるので、そのようなデータはこちらで削除させて頂き、なるべく見る人に混乱が無いようにしたいと思います。
怪しいデータを登録しちゃったので消したい、、、と言う方はblogへのコメントやお問い合わせ or Xで以下投稿へのリプライ、DMなどでご連絡いただけると助かります。

データ登録しなくても測定はできるので、是非試してみてください!
最後に
ようやく遅延検証の情報を最新の状況に更新する事ができました。
といいながら、、
実は今回まだ試せなかったコーデックにBluetooth Low Energyの LC3があります。
こちらも近いうちに物欲がそそられる商品を見つけて試して共有できればと思いますので、是非楽しみにまっていてください。
参考になったよと言う方は是非Xやnote等も見てもらえると嬉しいです。
noteでは今回紹介した遅延測定ツールの開発に大いに活用したAIの活用方法等を紹介しています。

それではまた。





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